1.事業方針(メッセージ)
当技術士事務所の役割
化学工学分野の知識と、長年にわたり化学プロセス・エンジニアとしての知見・経験を、ITを有効に活用した「反応器設計・シミュレーション」 を実施し、産業界へ貢献することそして世の中の人々へ多少なりとも貢献することが当事務所の役割だと考えています。
当事務所のウェブサイト・ヘッダーのロゴ下に「脱原発・脱温暖化・脱赤字国債依存を目指し、次世代に希望あふれる明るい未来を残そう」 をキャッチフレーズとしています。少し政治に係わりますが、技術者として将来にわたり危険を及ぼす恐れのある原子力の問題、地球温暖化の問題、 日本の赤字国債依存の問題など現代社会の様々な課題を先送りしています。次世代(もっと遠くの将来の世代)にとって大きな負担を強いています。「負の遺産相続放棄」により御破算をすることができない将来世代 のために現状を少しでも改善したい、役にたちたいという願いを込めています。
2.経営理念
目標とする理念
わたしが現役時代に36年にわたり培った「化学工学」という専門分野の知識・経験・知恵・ノウハウをこれら社会・経済・地球環境の改善に役立て、世の中に技術面で貢献することがわたしの使命と考えます。 将来の世代にとって貴重な資源、資産を無駄遣いすることなく残し、適正な利潤を追求し、誠実をモットーとする知識集約型事業となることを目標理念と考えています。
3.ビジョン
商工会議所主催の「創業塾」などのセミナー(*1)で、経営理念とは経営者が世に問う会社の存在意義のことであると定義され、経営戦略とは経営理念に基づく「ビジョン」を実現するための道筋のことと定義しています。 すなわちビジョンとは、中期的に達成すべき経営理念のことを指しています。
当技術士事務所のビジョン
上に示した事業方針・経営理念から、当事務所の中期的ビジョンは、創業して間もないことからまず第一番に活動の基礎固めを行うことが目標です。 基礎固めに注力し、何とか軌道に乗せることを優先に考えます。
- note
- 1) TKC全国会編著:「創業の基礎知識とビジネスプランの立て方」、第3版、TKC出版(2011)
4.経営方針
技術の分野には、事故の原因分析に用いられる「4M」(*1)と呼ばれる4つの要因に分けることにより事故の本質を追求する4M分析と呼ばれる手法があります。
ビジネスの分野では、マーケティングの「4P」(*2)とか「4C」(*3)という、売り手側の視点と買い手側のそれぞれの視点から販売戦略を立てようというマーケティング手法があります。
当技術士事務所の「4C」とは
これらに習って、当事務所では次の「4C」を大切にすることを経営方針(モットー)とします。
- Challenge:挑戦
- Creativity:創造性
- Continuity:継続
- Customer satisfaction:顧客満足
「Challenge」は言うまでもなく、新しい技術的な課題に挑戦すること。「Creativity」は新しいアイデアを搾り出し創造性のある解決手段を見つけること。 「Continuity」は諦めることなく継続性を持って粘り強く挑戦・創造すること。「Customer satisfaction」は顧客に満足して貰えるよう先の3つの「C」を実行すること。
- note
- 1) Man, Machine, Media, Management
- 2) Products, Price, Place, Promotion
- 3) Customer's value, Customer's cost, Customer's convenience, Cummunication