1.事業の活動実績
エス・ケー技術士事務所としての活動実績は、創業してまだ間もないためありません。 ただし研究・開発の一環として資格取得に取り組んでおり、2012年春から数えて3つの公的・準公的資格を取得しました。 今後も、さらに公的資格の取得に挑戦します。
技術支援・技術コンサルティング
活動実績なし。
資格取得
2012年春から表1の公的・準公的資格を新たに取得しました。
西暦 | 取得資格 |
---|---|
2012 Jun | 日本商工会議所簿記検定3級 |
2012 Jun | ITパスポート試験合格 |
2012 Aug | 危険物取扱者・甲種合格 |
2012 Nov | 基本情報技術者試験・合格 |
2013 Feb | 日本商工会議所簿記検定2級 |
2013 Sep | 知的財産管理技能士・3級 |
2013 Dec | 応用情報技術者試験・合格 |
2014 Jan | 高圧ガス製造保安責任者・甲種化学 |
ウェブサイト作成
活動の実績といえるかはわかりませんが、当ウェブサイトの制作を自力で行っています。そのため最近のHTML5、CSS3の技術習得に努めました。
2.学協会活動
わたしの専門である「化学工学」、「分離技術」関連の学会、協会での活動、委員会活動当をまとめました。 現時点では委員会活動、セミナー講師活動は行っていません。
学会・協会等の活動
西暦 | 学協会 | 肩書き |
---|---|---|
1973-現在 | 化学工学会(*1) | 学生会員、正会員、シニア会員 |
1973-現在 | 分離技術会(*2) | 学生会員、正会員 |
1986-1989 | 高分子学会 | 正会員 |
1991-1992 | 工学院大学 | 非常勤講師 |
2002-2005 | 日本コンピュータ化学会(*3) | 正会員 |
2003-2012 | 化学工学会 | 反応器セミナー講師(2012:退職により辞退) |
1998- 2012 | 分離技術会 | 運営委員会幹事(2012:退職により辞退) |
- note
- 1) 入会当時は「化学工学協会」
- 2) 入会当時は「蒸留技術懇話会」
- 3) 関連学会の合併等があり名称変更あり
3.研究活動等
大学院卒業時から現在までの研究活動について公表・著作した論文、特許および非公開活動を以下に掲載します。
公表された論文等
研究・開発テーマがポリスチレンに関連するものは、T社に在籍時に著作した論文です。T社はポリスチレン・プロセスのライセンサーであり、プロセスの研究・開発を自社で行っていました。 その後自社のプロセス開発をきっかけに、他社の新規プロセス開発に役立てようと技術支援業務(T社ではR&Dエンジニアリングと称しています)を開始しました。
No. | Title | Author | Literature |
---|---|---|---|
1 | 修士論文「反応蒸留計算法」 | 榊原 | 修士論文、名古屋工業大学(1976) |
2 | Mutual diffusivity of volatile materials in molten polystyrene | Y.Sakakibara, H.Takatori, I.Yamada, S.Hiraoka | J.Chem.Eng.Japan,23,170-174(1990). |
3 | Concentration dependence of diffusivity for the styrene-polystyrene and ethylbenzene-polystyrene systems | Y.Sakakibara, H.Takatori, I.Yamada, S.Hiraoka | J.Chem.Eng.Japan,23,247-249(1990). |
4 | Thermal conductivity of polystyrene above and below the glass transition temperature | Y.Sakakibara, I.Yamada, S.Hiraoka, T.Aragaki | J.Chem.Eng.Japan,23,499-502(1990). |
5 | Evaluation of Monomer Removal in a Polystyrene Devolatilizer | Y.Sakakibara, I.Yamada, S.Hiraoka | Kagaku Kogaku Ronbunshu,17, 909-915(1991). |
6 | Numerical Analysis of Three-dimensional Flow in Agitated Reactor with Double-Helical Ribbon Impeller | Y.Sakakibara, T.Kimura, T.Aragaki, S.Hiraoka | 3rd World Congress on Computational Mechanics, B7-4,237-238(1994). |
7 | エンジニアリング企業と技術開発への貢献 | 榊原 | 「化学装置」、1月号、p.69-73(1996). |
8 | 同上(韓国語訳) | 榊原 | 「化学装置」(Korea)、No.12,p.81-87(1996). |
9 | プラントエンジニアリングの変遷と将来展望 | 牧野(榊原代筆) | 「化学装置」、別冊、40周年記念号、9月(1998). |
10 | 巻頭言 「分離技術とIT」 | 榊原 | 分離技術、29,345(1999) |
11 | 学位論文「ポリスチレンの脱揮発装置に関する研究」 | 榊原 | 学位論文、名古屋工業大学(2001) |
12 | 液相反応器 | 榊原 | 化学工学会:反応器設計セミナーテキスト(2003) |
特許等
T社に在籍時に共同で出願し特許が成立したもの未成立のもののタイトル一覧を表4に示します。
No. | タイトル | 発明者 | 登録日ほか |
---|---|---|---|
1 | 高分子物質およびこれを含有する液状製品の製法 | 広瀬、前田、榊原 | H2年10月22日 第1582800号 |
2 | 重合生成物の脱揮発装置 | 島、前田、榊原、松葉 | H11年7月2日 第2948267号 |
3 | ゴム変性樹脂組成物の製造方法 | 榊原、前田 | H15年4月25日 第3423110号 |
4 | 脱揮発方法 | 榊原、宮川、前田 | H15年8月22日 第3464813号 維持終了(H19) |
5 | 発泡用重合体粒子の製造方法 | 宮川、篠原、榊原、前田 | H16年1月9日 第3510303号 |
6 | 特許出願番号:特願2002-016928 「燃料改質方法およびそのシステム」 | 藤井、濱村、榊原 | 出願:2003年1月24日 UPS7201889 2007年4月10日登録 |
非公開論文等
T社に在籍時に著作した社内論文のタイトルと発表年の一覧を表5に示します。研究・開発の成果をまとめたもので担当分野等がご理解いただけると思います。
No. | Title | Author | Literature |
---|---|---|---|
1 | 連続塊状重合方式によるポリスチレン製造プロセスの設計 | 前田、大池、宮田、榊原 | T社技報 (1979). |
2 | ポリスチレン脱揮発装置に関する研究 | 榊原 | T社技報 (1991). |
3 | 燃料電池とCFDシミュレーション | 榊原 | T社技報 (2003). |
4 | CO2分離・回収技術の最前線 | 榊原、鈴木 | T社技報 (2004). |
5 | 酸素多段供給型ATR技術の開発 | 庄司、福山、榊原 | T社技報 (2008). |
6 | 固体酸化物型燃料電池SOFCのCFDシミュレーション | 榊原 | T社技報 (2010). |
4.過去の経験
過去の経験として、「化学工学」分野(化学プラント設計を含む)の経験と、もうひとつの核である「計算技術」の経験とがあります。 「化学工学」関連の経験は本ウェブサイトの「技術情報」を参照願います。
ここでは, 名古屋工業大学学生の時から現在までの計算機との付き合いをまとめてみました。大型計算機の時代、NECパソコンの時代、IBM互換機の時代、現在のインテルCPU全盛の時代と 大きく計算機環境が激変していますが、ほとんどすべての計算機を利用してきたことが表からわかります。
大型計算機・オフコンの利用経験
大型計算機・オフコンのわたしの利用経験を表6に掲載します。
西暦 | 機種 | メーカー | 特徴 | 使用経験 |
---|---|---|---|---|
1974 | HIPAC 103 | 日立 | パラメトロン真空管式、紙テープ | 大学4年 |
1975 | HITAC 8450 | 日立 | IC | 修士1,2年 |
1976 | IBM 360 | IBM | T社大型スカラー | 入社1年~ |
1988 | VP200 | 富士通 | ベクトル型スパコン | 博士3年 |
1988 | Appolo | RISCプロセッサ | 会社(1年) | |
1992 | DOS/V | DEC | DECアルファ、64ビットRISC | 自宅、ボード購入(1年) |
パソコンの利用経験
パソコンのわたしの利用経験を表7に掲載します。パソコンに関しては表に記載しているもののほか数多くの利用経験があります。 西暦はおよそです。
西暦 | 機種 | メーカー | 特徴 | 使用経験 |
---|---|---|---|---|
1979 | PC8001 | NEC | 8ビットパソコン、磁気テープ | 購入 |
1982 | PC9801 | NEC | 初代PC98、8インチフロッピー、16ビット | 購入 |
PC9801VM | NEC | デスクトップ、5インチフロッピー | 購入 | |
1986 | PC9801VX2 | NEC | デスクトップ, CPU(80286) | 購入 |
1988 | PC9801RA2 | NEC | デスクトップ、CPU(80386)、業務 | 業務使用 |
J3100 | Toshiba | プラズマディスプレー、業務 | 業務使用 | |
1989 | PC9801LX | NEC | ラップトップ | 購入 |
DOS/V | プロサイド | PC/AT互換、486DX2/66 | 購入 | |
1993 | Deskpro 575 | Compaq | Pentium、75MHz | 業務使用 |
1995 | ASUS PCI/P6-200 | Pentium Pro、200MHz | 業務使用 | |
1997 | P2B-B | Pentium II、400MHz | 業務使用 | |
2000 | P4-1.6 | Pentium IV、1.6GHz | 購入 | |
2002 | HP ZX6000 | HP | Itanium 2、1.5GHz | 業務使用 |
2006 | Core 2 Duo、2.66GHz | 業務使用 | ||
2008 | Intel Core i7, 920, Quad, 2.67GHz | 購入 |